パピルス・リポート

BLOG

  1. HOME
  2. パピルス・リポート

パピルス・リポート

2011.12.28 それでも前向きに進もう!!

今年を振り返るとなかなか近年に無いほど
難しい年だった事が解かる。

政治が動かない中での災難続きではなかったか?
震災と原発事故そしてタイの洪水等
近年稀に見る予断を許さないそんな年だったと思う。

小職の中でも仕事を前向きに進めたところとあまり進めれなかった
ところが混在し 日々難しい判断に明け暮れた年であった。

年末ギリギリになり 事業を大きく進める希望も見えた。
もしかすると ここ数年の中では一番のヒットになるかも
知れないチャンスである。

あまり 日々の浮き沈みを気にせずただ前向きに走り続けたい。 

2011.12.6 成熟していない議論がもたらす悲劇

昨今の貿易統計を見ていると 火力発電所向け資源の輸入から
貿易赤字が定着していく事が解かる。
資源が無いこの国は やはり 貿易黒字であり経常黒字国で有りたい。

今週号の週刊ダイヤモンドで 櫻井よしこさんが 原発のフィルター付きベント設備に
ついて 言及している。
最新型の原子力発電所には ベントを行っても殆ど放射能を除去してしまう
タイプのフィルターが着いている物があり 
福島にも導入検討されたと言うのだ。
結局
「原発は絶対安全なのだから ベントはしない。」
「しないので フィルター付きベント設備は 不要」
 
という議論に落ち着いたと言うのだ。
鑑みて 来夏も節電モードで経済がまわり 火力発電所向け資源を世界から
買い込み 経常赤字国への坂を下る事が 本当に正しいのか?
今後も元気な日本で有るためには 何が大事で何を進めないといけないのか?
議論の方向性を間違うと 福島で起きなくて良かった 水素爆発はこの様にして
起きる。
孫子の代まで 元気なこの国で有りたいと思う。

2011.11.15 統治無き 帝国型 経済のユーロの問題点

本日の日経新聞の経済教室に記載が有るが 
「EU創設は代償支払わず帝国の利点得る試み」
「国家を持たず帝国の矛盾は解消しづらく」
とある。

つまり 歴史的観点から 統治無き帝国型経済であるEU。
今般の問題は 混乱が続き EUは前進するか
後退するかどちらかの選択肢を早急に選ばないと駄目だろうと有る。

ここで言う前進とは 連邦国家である。小国は離脱するだろうし
後退するとなれば ユーロも欧州統合も打ち切る事を検討せねばならないと言う事
だ。

確かにその通りかも知れない。統治無き国家は存在せず 
統治無き経済統一は やはり無理なのかもしれない。
政治にリーダーシップが必要だったり 多少の正しい矛盾を民の声に
惑わされることなく 発言する大事さが見て取れる。

歴史と経済とを研究する事で 面白い側面が見えてくる。

2011.11.7 インドネシアに行って来ました

縁が有ってインドネシアに行って参りました。
関空から直行便が無いので シンガポールを経て
首都 ジャカルタへ飛びました。

イスラム教の匂いがして いつも行く 中国とは
大きく異なる文化圏でした。

人々はやさしく 穏やかで 暮らしやすそうな国でした。
まだ 地価も安く これから大きく発展するだろうと
思われます。

新興国には 常に注意が必要です。

2011.10.24 経済法則に逆らえない

貿易収支の発表が朝方あった。
9月単月は黒字だが 半期でみると 赤字になった。
勿論 震災の影響ですが 今後を占う中で 難しい問題と
背中合わせになった。
原発が再稼働出来ないので 燃料となる LPGガスの調達費
などがかさむのである。

考えてみれば 円安の時の輸出立国モデルは ここにきて
破綻し始めたのである。
日本は良い製品を作り世界に売るモデルから 世界で作り
世界に売るモデルへ変更をせねばならない。

その意味では パナソニックの薄型テレビの戦略変更は
やむなしの判断と言えよう。
安い国でパネルを作り お金持ちの国に売るモデルへ
2年前の判断を(新工場設立) すぐに修正するあたりは 
パナソニックらしい。苦渋の決断だろうが 
早目早目の決断は 正しいと思う。

がんばれ 日本!

2011.10.13 時代の中で 創造していかねばならない物とは?

かの 宇宙戦艦ヤマトでおなじみの 
放射能除去装置 であるが 最近の研究に
よって 慈恵医大で同等の技術を開発したと
報道されている。
ヤマトの中で 原作者は なぜ 放射能除去装置
を取りに行く というストーリーを選んだのか?

まさしく今日本が置かれている事を40年程前に
考えついたのか?

振り返って 今年の夏は いつもならだれでも
手に入る電力が入らなかった。
又 被災地は 不足物資も多かったに違いない。
不自由さを考える事となった。

我々に求められているのは 近未来の創造も
大事であるが その少し先 50年後の日本も
良く考えて 作って行かねばならないと言う事だ。

そんな時代の中で 一歩づつでは有るが みんなが豊かで
希望有る未来を作ろう。

2011.10.4 世界は再び?

日米欧それぞれの経済がおかしく成ってきた。
特に 欧州は単一通貨で結ばれているので
簡単に問題は解決できない。
いわゆる ギリシャが単独でギリシャ問題を解決出来なければ
欧州全体で ギリシャを支援し続ける必要があるのだ。
親分役のドイツのメルケル首相は国内の反対を押し切っての
支援を取りつけた。
これ以上の問題が出てきた時の 対応はどうなるのであろうか?

米国はサブプライムの傷跡濃く バランスシート不況が
続く。米国債務の大きさも相当であり 戦争も抱える
オバマ大統領の苦労は推察するに大変なものだろう。

日本は震災で弱っている所に 円高の経済である。
各国で 落とし所の無い状況が続く。
野田総理の苦悩はまさにこれから と言ったところか?

サブプライムの恐怖を再度味わう事になるのだろうか?
我々民間も結局は毎日努力をして昨日よりは良い仕事をするのみ
ではないだろうか?
「日々是戦」である。

2011.9.13 果たして提携ばかりが正しいか?

本日の新聞に スズキが独VWと
提携を解消する との報道が有った。
独自路線を踏襲したいという気持ちは
独立企業であれば健全な考え方と思う。
自前技術を磨くしかないのであるが
その道も悪くないと思う。

現在わが国を見ているとあまりにも
依存度の高い話ばかりである。
責任という物を見て取るには
かけらすら 見えないと言うのが
本音であろう。

誰かの傘下で成長するのを放棄し
勝手気ままに生きて行くのは
制約も無く 気楽と見えるだろうが
自分で傘を差す難しさ常に感じつつ
バランスを取りながら進んでいきたいと思う。

2011.9.1 日本の新しいリーダー

日本の総理大臣が特別な人から
私たちの身の回りにいる人に変わった。
最近の日本のタレント達も 非日常から
そこに居る 普通の人がTV画面に出てくる。

私たちの目の前に出てきた過去の宰相達は
普通の家庭に生まれた人ではなく
特別な人が選ばれてきたのではないか?

菅さんは その意味では 普通なのかも知れないが
もっと 普通の人が 努力だけで 国のトップに
立ったのである。

誰かが 戦後の総決算をせねばならないだろう。
財政の見直しに関しては少し期待が持てる。
野田財務大臣(当時)は 今年の8月5日に
国と地方を合わせた900兆円の公的債務を
「ある意味で、国家的な大がかりな詐欺をやってきた」
と述べた。
次世代につけを回すのは 辞めたいと言うのが
野田新総理の訴えと思う。

増税になるだろうが 今夜の酒は 今夜の財布で
払いたいものだ。

2011.8.22 為替が進みます

かねてより指摘していた 米国通貨の

発行量増大の副作用が出て来た。

リーマンショック以後 米国政府が

金融を超緩和させた結果 ドル安が続いてる。

基軸通貨故の問題と推察している。

 

つまり今まで交易はドルで行うのが基本であるが

交易規模をはるかに超えた投機資金(ファンド)

がドル売りに傾くとこうなってしまう。

最近は 米国の失業率等の経済指標にしか

反応しない事に 失望すら感じる。

 

日本でも「ミセス渡辺」とか言われFXも活発な

取引が行われているが 朝起きて自らの証拠金を

確認するのが嫌な賢人も多い事であろう。

 

世界景気を順調に成長させるなら 投機目的資金は

新しい通貨を用いるべきと考える。

投機に景気を左右されるのはごめんだ。

 

140414262