パピルス・リポート
2023.2.7
小型の融雪装置
日本では寒い地域の鉄道路線は、大雪になることを考慮して除雪・排雪装置がつけられますが
ここ 神戸などは雪が積もることがほとんどないので小さい融雪装置を作動させます。
よくあるのが「融雪カンテラ」と呼ばれるもので、切り替えポイント付近にあることが多いです。
JR西日本の近畿エリアは旧式の融雪装置の使用が6割で、電気を使用する新式がまだ完全には普及していないようです。
旧式は灯油を使用して着火するので、何も知らなければ火災のように見えるかもしれません
しかし、大型の融雪機を導入せずに雪による事故を防ぐという安全のための装置なのです。
先日は、旧式の装置を見た乗客から、線路で火災が発生しているのではと通報があったそうです
見慣れないものなので判断は難しいですが、知識として頭の片隅に入れておいたほうが良いでしょう
10年に一度の寒波が来てしまった今冬は、日本各地で混乱が起きました。
今後も、自然災害や二次災害に気をつけていきましょう (`・ω・´)ゞ