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2012.1.10 新年が始まりました

新年明けましておめでとうございます。
昨年は 自然災害に掻き回された年になりましたが
今年は 良い年としたいものです。

今年考えねばならない問題は
インフレ 円安に対する 危機管理と思う。
現在日本の財政を考えた場合 最後のデフレ 円高局面であり
この後は 国内はインフレ 円安になり国の借金が
勝手に減るスキームだろう。
「政治も国民も増税を選択しないなら インフレで購買力を
奪うしかない」と言うのが経済学での当たりまえの
結論となろう。

そうなると 厳しい国民生活が待っている。
もし 1ドルが160円程度になれば 
ガソリンを買うにも 現在130円ぐらいのガソリンが
倍の 260円程度になろう。
満タン入れれば 必ず 1万円を越す話だ。

小麦も輸入肉も今の倍の感覚になる。
そうすると 結局増税より 悪い結果となろう。
過去の局面で インフレに対応して 土地に資金が流れたが
今回のインフレでも 土地や現物資産に流れ ミニバブルと
なるかもしれない。結果 資本主義経済は大きな痛手を
国民に与えるかもしれない。

首相様 「国民は馬鹿ではないので きちんと説明しきちんとした対応策を
お示し願えないであろうか?」
「多くの国民は理解し 首相の思いが伝わると思います。」

と新年のご挨拶を官邸に行こうか?