パピルス・リポート
2011.5.16
復興財源論
ただでさえ 悲観的な公的債務問題に
更に被災地に復興をしてもらう為の
財源が 重く圧し掛かる。
財源を探してみると
A:インフレ容認
B:復興債発行
C:期間を決めた増税
D:日銀の国債100%直接引き受け
などが 上げられるが 議論が進まない。
特に Dの日銀の国債100%直接引き受けに関しては
殆ど 日本国券の印刷に近い。
この措置は 結果円の信認を落とし 劇薬になるのでは
ないかと思う。
ここは C案が一番妥当だとする声が高い。
この震災を 一つの契機に 消費税を上げる。
そんな簡単な議論では無いが
問題を処理する過程で 起こる議論を忠実に
行えば インフレや 日銀の国債引き受け等の劇薬
に比べると ましだろうとの 議論にたどり着くと
思われる。
ここは 国民全員が 正しく理解をし 議論に参加すべしと考える。
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