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2010.6.7 2010年6月に考えねばならない事

さて新政権の誕生となった。
カンジアン」となろう次の政権に小職の意見を
述べてみておきたい。
ケインジアン=大きな政府である。菅さんが行うので
本日付の日経ヴェリタスは「カンジアン」と呼んだのであろう。
そのカンジニアンでは「増税で経済成長を」との意見が出ている。
税は元々再配分機能でしかないため 増税などで
経済成長など出来るはずがない。
成長できなくても 破綻的な結末にならない様にしたいと言うなら解る。
今のままだと 国債の消化を海外に頼り結果円安 大幅インフレとなり
国民の購買力を下げ 政府債務の事実上の切り下げに
なるので 一国の破綻的結末と呼べる。
それは避けたいが 国民の合意を得るため 増税で経済成長を
としか 言えないのであろう。
もしくはもっと大胆に財政の大幅な削減を行い 新しい産業をいくつも
起こして 経済成長をするしかないのである。
この大胆な削減が出来なければ 過去の借金返済に税が向かう。 

世界的にみて 日本人はまじめで良く働く。
しかも そんなに立派でない家に住み 国防は米国に依存し
国防予算もそんなに大きくない。
そんなまじめで 喧嘩が苦手で おとなしい国がなぜ破綻の
問題まで考えないといけないか・
そんな素朴な疑問を感じるところがある。

ここが正念場だ。頑張れニッポン!!である。