パピルス・リポート
2010.3.29
米国の医療保険制度の改革に見る中国の影響
先週3月21日(日曜夜)米国下院はオバマ大統領
悲願の 医療保険改革法案を成立させ
過去 100年間誰も達成できなかった
偉業に大統領は名を刻んだ。
議会で何度も退けられた訳は要するに
財源である。
改革に必要な原資は 年間9兆円。
対象が 30%が不法移民とその残留者だ。
米国メディアも 楽観的にこの財源を
確保できるとしているが ここも鳩山
総理と良く似た構図だ。
政策としては弱者救済なので 無駄を
削り弱きを助ける。
無駄を削り子ども手当への論調と
良く似ている。
誰も公然と反論が出来ない。
しかし言うは易しで 現在の日本国の
状況をみても そんな簡単に財源が
出てくるとは思えない。
米国は又米国債の発行で窮地を逃れ
その米国債は中国等が買うのであろう。
医療保険改革でも中国の顔を見ながらの
判断になるほど中国の存在は大きい。
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