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2009.12.17 FOMCも驚きなしだが 米国中間選挙は?

昨日のFOMCの声明を聞く限り 当面の米国金利上昇は
当面難しいとの認識が透けて見える。
少なくとも 失業率が10%より下がりGDPも2四半期連続で
良い数字(プラス4%~)が出てこないと出口には程遠い。
そうすると最短でも 来年夏が出口の一つと思われる。
日本の公的債務の多さは眉を顰める所であるが米国の
金融の中身も如何かと申し上げたくもなる。
ドバイで起こったデフォルトの1件はたまたま
中東で起きた問題なだけで 同じ話はたくさんあると思う。
米国金利が良い上昇をすれば ドルキャリーのまき直し
円安 と流れができるのではないか?
ただ 2010年の秋には 米国中間選挙がある。
夏に金利の上昇を切り出せるか オバマ大統領の
X’mas に遠くのよく見える望遠鏡でも贈ろうか?