パピルス・リポート

BLOG

  1. HOME
  2. パピルス・リポート
  3. 上半期の中国経済を見て

パピルス・リポート

2009.8.10 上半期の中国経済を見て

上半期の中国の輸出は前年対比▲21.8%で有ると
中国政府は公表している。
GDPがプラス7.1%だとすると(だと とは失礼?)
内需も相当大きい数字だということが解る。
(しかし本日の日経でも 統計の信ぴょう性が問われている)
写真は 先日訪中した際の8月6日の中国と香港の国境写真である。
コンテナの数も見た目でも回復基調であるし 公共工事もいたる所で
行われている。
人民元の貸出残高は昨年対比 34.44%増で 6月末のM2も
前年同期比28.46%と08年より 10.64ポイント加速している。
統計には問題はあるが 回復力は強力なのであろう。
翻って 危機後の日本経済はもともとの円安バブル前の問題点の確認
が出来る姿になってくるので 人口ボーナスの無い 成長戦略が
問われることとなる。
中小企業も 上半期の中国経済を見る限り 次の市場は中国や東南アジアを中心とす

「10億新中流」にターゲットを合わせることが重要になろう。
銀聯カードも台湾で使用開始になる。
今後のアジア戦略は 難しいが攻めがいがある。