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2009.7.8 Mr.麻生様

最悪期を脱した世界経済とも言われるが
本当にそうだろうか?
昨日あたりから米国では追加の経済対策の
必要性が 囁かれ始め オバマ人気も
Web統計を見る限りは 少しずつ落としているようにも
見える。
まるで 今日の麻耶山にかかっている暗雲立ち込める写真の様だ。
今週号の日経ヴェリタスの一面には世界景気は 「ナイキ」マークの様な
浅い軌道を描くとも 底が広い 植木鉢とも 書かれている。
その上 やはり円高になりつつ 米国FRBはインフレを画策している。
中央銀行が インフレを考えるのは 悪魔に魂を売るような行為だと
私は考えているが  インフレで米国債の価値を下げ 米国が
実質的な借金減額の誘惑に負けない事は難しいことだろう。
その前提で日本の今後の経済を考えると円高進行し$/80円台と言うこと
もおかしくなく 製造業の回復を期待できるかどうかは 難しい所である。
過去 ロシアの最終期に 製造業の統計がマイナスと言ったのはあるが 
国力を考える上で 製造業が生み出す キャッシュは一番大事であろう。
その意味でも日本の製造業がもっと稼がねばと言うことであろう。
国内に目を移すと やれ政権交代だ やれマニュフェストだと
経済の状況を考えずに発言がやたら目立つ。
麻生さんに 3つの提言をしたい。
1.チェンマイイニシアティブの促進
2.メタンハイドレードの開発促進
3.移民政策の立案